Thu March 26, 2015 [ Comments: 0 ]
今ごろ・・・
『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』
人の内面は 薄暗く ひんやりと乾燥していて
粘着質の浮遊物が 無数に飛びかっている
村上春樹の本を読むと
そういう けったいなイメージが生まれて
憂鬱な気分になるが ほんの10分ぐらいで
そのイメージに寄り添うことが 気持ちよくなって
しまいには 癒やされている感 を抱く
妙な音階の 大音量の音楽を聞かされつつ
心地よい 睡魔に襲われる感じ
まいどながら
・・・ような
・・・みたい
という言葉が シンバルみたいに 響く