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福山さんのギター

福山雅治さんの家に住居侵入した女性が言ったとされる

「ギターが好きで福山さんのものも見たかった」

「福山さんのギターが見たかった」

という報道に 朝からずっと 違和感というか苛立ちを感じている

いわゆる報道の姿勢とか マンション・コンシェルジュって何ぞや

というようなことではなく 「福山さんのギターが見たかった」

という コトバの選択に対してである

たとえば 「福山さんの家を見てみたかった」なら違和感はない

「ギターが好きで」と わざわざ前置きするからには

かなりギターが好きなんだ と伝えたいことが理解できるが

そもそも ギター好きというのは 福山さんのギターを見たいものである

ギター好きは 名器とよばれるギターを 見たくてしょうがない生き物である 

という情報操作をしようとしている企みが 透けて見えてくるのだ

ボクはギター好きであるが 福山さんのギターは 見たくない

チャーのギターも クラプトンのギターも 見たいとは思わない

ギターは 見てもしょうがない 弾くものだから

仮に彼女の発言が 「福山さんのギターを弾いてみたかった」

なら ある種の親近感を 覚えたかもしれない・・・ことはないな

「福山さんの家を見てみたかった」といえない心理

たとえば「わたし そういう下品な人間ではないです」と伝えたいための

フェイントなのではないか という推測がひとつあって

それに伴い ギター好きのイメージを 勝手にでっちあげんじゃねえぞ!

という怒りを誘発している 

もうひとつは

この女性にとっては ごく一部の男性の ハイヒールのようなものかもしれない

という憶測 

であれば 正直な心の声のように聞こえるが ならば

「福山さんのギターを見てみたかった できたら 頬ずりしたり 舐めてみたかった」

と発言するのが筋であって そう言わないところに

この女性の へんてこりんな拘りを感じて 苛立つのである