ぶどう饅頭

徳島銘菓に　むらさき色の餡子を　串刺しにした

「ぶどう饅頭」というのがあって　ある世代以上の人は

「海超えて　褒められにいけ　ぶどう饅頭」

というCMコピーのインパクトを共有している

ボクも子供心に　やっぱり　海を超えて褒められるって　

スゴいことなんだな・・・

みたいなことを思ったりした記憶がある

もう３０年以上前の話ではあるが

こういう感覚・価値観は　今でも歴然とあるのだと思う

こういう　というのは　

地方の価値は　地方単独では成立しにくい

都市部で認められてこそ　地方でも認められる　というようなこと

こういう感覚・価値観は宜しくない　と言いたいわけではない

こういうことの背景にある　日本的あるいは村社会的な精神風土を

解釈し　理論武装し　カウンターパンチを持っておかないと

地方創生なんて　ありえないだろう　という話

VS東京　というスローガンや　それを補完するコンセプトコピーに

残念ながら　アイデンティティを持てないのは　

ここに起因しているのだと　ふと思ったもので